たびんちゅ。

【Day55】空前絶後の超絶怒涛の暇人

2018年6月4日
5カ国目:【ジョージアトビリシ

俺は今バトゥミへ行くためのバスを待っている。
トビリシからバトゥミへはバスで約6時間。そして俺のバスの待機時間は8時間。
何かがおかしい。


全ての原因はメトロのボイコットだ。

今日トビリシの地下鉄がボイコットしたお陰で、15時出発のバスを乗り過ごした。
次のバスは18時だったが、それに乗ってしまうと深夜にバトゥミに到着することになる。
それなら12時発の夜行バスに乗って行って朝ついた方が、宿代も浮くし一石二鳥だ。


この記事は特に書くこともないのだが、異国のカフェで8時間持て余した男が暇つぶしに書いているだけの、くだらない記事であることを前提に読んでほしい。


毎朝目を覚ますと必ずすることがある。
左手にスマホを持ち、右手で右に左にスワイプを繰り返す。

そうティンダーだ。
半年分課金してしまっているので、どんなに忙しくてもやらないわけにはいかない。

実はアルメニアを1週間で去ったのも、ティンダーのユーザーが少なかったからというのが少なからずあった。
それほどこのティンダーというのは俺の旅のウェイトを占めていた。


実際にトビリシではティンダーを通して21歳の女子大生と仲良くなり会った。

俺は日本人の女の子を前にすると緊張してうまく話せないのだが、海外の女の子は全く問題なく話せる。


その理由を深く考察してみた。


まず1番大きな違いは言語だ。
日本人の女子とはもちろん日本語で話す。
お互いがネイティブなため、言葉の奥の意思をいとも簡単に汲み取ることができる。
ここで恋愛における男女の駆け引きが始まる。

しかし外国の女の子と話す時は英語だ。
相手がネイティブの場合もあればそうでない場合もある。対ネイティブの時は相手はこちらがノンネイティブであることがわかるため、細部のニュアンスは気にしない。また対ノンネイティブのときはお互い細かいニュアンスの違いはわからないので、まず駆け引きが生まれることはない。

恋の駆け引きが苦手な俺にとっては好都合なわけだ。ストレートに自分の気持ちを表現するだけでいい。

そして何より、外国人という自分の立場を最大限に悪用できる。
例えば、少し攻めすぎて女の子に引かれた場合、日本人同士だとそこから挽回するのはなかなか厳しい。

しかし旅をしている時は俺は外国人として扱われている。もし攻めすぎて引かれたとしても、文化の違いと言えば俺自身が変人扱いされることは少ない。日本の文化を盾に取り、女の子と対峙できるわけだ。

この最終兵器を持っているため、普段より女の子に引かれることを恐れず一歩踏み込めるので、成功率はさらに上がるのである。


そもそも観光にあまり興味のない俺は、ヨーロッパ旅ではティンダーを軸にして周っていくことに決めた。


くだらないと笑ってくれ。
それでも俺は己を貫き通すさ。


ただやりたいときにやりたいことやる。
童心にかえって、純粋に。

周りの期待に応えようと、理想を追い求めることほど無駄なことはない。
俺にできるのはただただ自分の色を深く、濃くしていくことだけだ。


ティンダーマスターに、俺はなる!!!!!


以上ひたすらに時間を持て余した空前絶後超絶怒涛の暇人でした。




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