たびんちゅ。

【Day61】ばとぅみ

2018年6月10日
5カ国目:【ジョージア】バトゥミ

シンガポールの劣化版とも揶揄される黒海沿いの港町バトゥミ。
潮風で満たされた整った街並みに魅了された俺は、2日の滞在予定を大きく変更して、かれこれ1週間ここバトゥミに滞在していた。



幾多の旅人が駆け足で駆け抜けていくこの町に1週間いるやつも珍しいだろう。
とくに観光資源もないこの町でやることといえば、ビーチでぼけーっとすることくらいだ。

まず昼前に目を覚ましベッドの上でケータイをいじってゴロゴロする。その後、のそのそと朝の支度を済ませ、水着を着て町歩きに出かける。
町歩きと言ってもそんなに見るものもないので俺の足は自然とビーチに向かっている。

ここバトゥミのビーチには白浜どころか砂浜がない。どこまで行っても石コロのビーチだ。


最初は「インスタ映えしないな黒海。」と思っていたが実際泳いでみると、水着や体に砂がつかないのでとても心地がいい。

さらに黒海は、水の中で目を開けてもしみることがないほどの塩分濃度なので、海に入った後も体がベタつくことはない。


利便性を追求した素晴らしいビーチだ。


ビーチで夕方までのんびりした後は一旦宿に帰りシャワーを浴び、またゆっくりする。そして7時過ぎに今度は港へ散歩に出かける。
7時過ぎといっても日が暮れるのは9時前なのでまだまだ明るい。

今度は仲良くなった港の男達のところに遊びに行く。




港の男は総じて夜の町に詳しいのでここで情報を収集する。
美人がめちゃくちゃ多いここジョージアでは需要は死ぬほどないが、やはりバトゥミに星の数ほど存在するタイマッサージ屋はスペシャルなメニューを持っているらしい。

若くてピチピチのジョージア美女より、年期が入った大きめなタイのおばちゃんが好きな人にはオススメだ。


そして1日で一番の楽しみに美女のダンスを見に行く。



ウクライナ人のヴィカちゃん。
この娘がかわいんだぁ。

話かけたらめちゃくちゃ仲良くなってそのまま海沿いのレストランでディナーを食べに行くことに。
ジョージアの赤ワインを開け、沈みゆく夕日の中乾杯。
2時間ほど談笑しているといつのまにか周りは暗くなっていた。
レストランはロウソクの灯でいい雰囲気に。
机の下で足が絡む。
机の上では熱い視線が交差していた。
そして束の間の沈黙。
無言で彼女の手を握ると、彼女は照れて顔を背ける。
そこから言葉はいらなかった。
店を出てホテルへ向かい、一生忘れることのない熱い夜を過ごした。
















という妄想をしながら遠目で踊ってる彼女をチラチラと見る。
これが1番の楽しみだ。
今日に関しては、最終日ということもあり20分くらいガン見していた。
キモいと思われてももう二度と会うことはない。
何も恐れるな!


正直、バトゥミに来る前まで少し5月病にかかっていてあまり楽しめていなかった気がしていたが、やっと本気で楽しい旅がかえって来たようだ。


詳しくは書かないけどこれもティンダーで会った不思議ちゃんと遊んだおかげだ。
ありがとよ相棒。



シンガポールの劣化版、いや横浜の劣化版バトゥミ。
次にまた世界一周することがあったら必ず来よう。
港町を流れる爽やかな潮風は俺の心の中までもサラサラと吹き抜けていき、重くなった俺の考えを乗せて黒海の水平線まで流れて行った。





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