たびんちゅ。

【Day41】カスピ海沿岸

2018年5月21日
3カ国目:【イラン】ラシュト

早朝、爽やかとは程遠い面持ちでバスを降りる。

どうしてもあと1日だけいてほしいという元彼女の願いを聞き入れ、昨日イスファハーンで最後の別れを告げた。

彼女とは昨日ほぼ一日中一緒にいた。

やっぱり心まで美しい人だった。

彼女からは「愛」というものについて全て教えてもらった気がする。
俺もいつか彼女のように愛を与えられる人間になりたいものだ。


そんな感じでしんみりしていたのと、朝寝起きだったのでバスの中にウクレレを忘れるという大失態を犯した。
気付いたときにはバスは何処へ...。


ああ、神さま。
もう嘘つかないからウクレレ返してください。


寝起きでどんより面持ちの俺はさらにどんよりムードを身にまとい、目星をつけていたゲストハウスへチェックイン。

トマトとスクランブルエッグをさらにスクランブルしたようなオムレツ風味のおかずとバターを塗ったパン、それを角砂糖たっぷりのチャイで流し込み、旅人としての気合いを入れ直す。

さて、旅再開だ。


旅再開の初日は世界最大の湖、カスピ海へ!

ここに来た目的はただ一つ。
写真を撮るためだ。
それだけ。

というのも俺の中学の友達のLINEグループの名前が「カスピ海沿岸」なのだ。

誰が何のために付けたのかは定かではないがせっかく近くまで来たのでグループのトップ画にしようと思い、この街にやってきた。

てことで渾身の写真達をどうぞ。



これが



世界最大の湖



カスピ海だ!!!

名前の通り、海のようだ。
波が寄せては引いて、塩水で、砂浜が続いている。
幕張に引けを取らないほど海だ。

まあいろんな写真を撮った。



一人で30分以上、セルフタイマーをかけてジャンプを繰り返した。
周りからの
「変な中国人が一人ではしゃいでるよ笑」
という視線を感じながら汗だくで飛びまくった。


イランにいると歩いてるだけで後ろ指立てられるので、この程度慣れたものだ。
むしろ有名人か超絶イケメンになった気分で楽しい。


想像通りのカスピ海に、対して感動はしなかったものの、不思議と1時間もただ海岸線を見ていた。波が寄せては返すその音を聴きながら俺は、見るともなく見続けていた。



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