たびんちゅ。

【Day23】「サラーム」

2018年5月3日
3カ国目:【イラン】テヘラン

俺は重いバックパックを背負い疲労感満載の表情で新しい土地へと降り立った。
バックパッカーとしては人生で初めてアジアを脱し中東の国イランへやってきた。

とりあえず空港からメトロに乗って市内へと繰り出す。


そして思う。


電車内、街中、どこを歩いていてもめちゃくちゃ見られている。
異常なほど視線を感じる。

道行くイラン人が真顔で俺のことを見つめている。
「どういう感情!?ねえそれ、どういう感情!?」
と思いながらとりあえず宿に荷物を置いて散策に出かけた。


初めての中東の国。
今までアジアの喧騒の中を旅していた俺にとっては、とても整備されていて静かに感じる。



街並みが美しい。
ディズニーシーのアラジンのエリアみたいだ。

しばらくぼけーっと散策しているとあることに気付く。
ここテヘランでは隣同士に同じような店が並んでいる。

例えば



魚屋の通り。



八百屋の通り。



靴屋の通り。



車のパーツ屋の通り。

なんでライバル店同士が隣で営業しているのだろう。
しかも品揃えがほとんど同じなのだ。
日本じゃ考えられない。

とまあイラン人達の視線を感じながら散策をしていた。
そろそろジロジロ見られるのも気持ち悪くなってきたので作戦開始。

ペルシャ語で「サラーム」と挨拶してみた。
するとどうだろう。
今まで無愛想に真顔で見つめてきていたイラン人たちが信じられないくらい笑顔になり挨拶を返してくれるではないか!



おじさん達や



子供



バイクに乗ったおじさんまで
バイクを止めてまで話かけてくれる。

「おお!なんて国なんだ!」

アジアを一歩出ただけでこんなに違う世界が待っているとは!


久しぶりの新しい文化に本気で感動を覚えたのも束の間、
2日分の疲れが爆発した俺は、宿に帰り一瞬で深い深い眠りに落ちて行った。




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