【Day12】ABCトレッキング初日

2018年4月22日
2カ国目：【ネパール】ポカラ〜ジヌー

午前6時。
カビ臭い安宿のドミトリーをトレッキングシューズのひもを固く結び出発。

体力を温存するためタクシーでバス停へ向かい、そこからアンナプルナベースキャンプ(ABC)トレッキングの起点となる街ナヤプルヘ。

富士山はおろか、高尾山すら登ったことないくせにいきなりヒマラヤ山脈に来た俺はもう少し課金してキムチェというバスが行ける限界地点で降りた。

さてトレッキングスタートだ。

こんな感じの道をひたすら歩く。

モンハンとかゲド戦記な感じの風景。
俺はなかなか好き。

「楽しいなぁ〜。」
と思っていたら早速道を間違えた。

「登山だからとにかく上にいけばいいんだろ」
と思っていたらどうやら違うらしい。

上がったり下がったりしながら徐々に標高は高くなっていくそう。
今度から分かれ道になったらしっかり地図見よ。

でもメインの道に戻るのはかったるかったのでその辺にいるネパール人のガイドに別ルートを教えてもらった。

めっちゃローカル道。

観光客がまっっったくいない。

現地の村人たちと家畜しかいない。

これは途中で雹が降ってきてヤバイなと思っていたら村の大工さんに助けてもらったの図。

そんな感じで6時間くらい歩いてやっとメインルートに合流。
初日はここジヌーという村の山小屋に泊まった。

ジヌーには温泉があるというので疲れを癒しに出向く。

少しぬるいけど日本人にはたまらないご褒美だ。

そしてここは日本ではない。治外法権だ。

「周りに迷惑かけないように生きなさい。」←日本

「周りに迷惑をかけないで生きるのは無理だから、周りから迷惑をかけられても許しなさい。」←インド

ネパールからだとインドの方が近いのでインドの考えを採用した俺は、ネパール人たちと一緒になって全力で泳いでやった。

ナマステ〜の図

山小屋に帰り、おかわり自由のネパール料理ダルバートをたらふく食う。

疲れ切った体で硬いベッドに横たわり、ベニヤ板一枚で仕切られたとなりの部屋から聞こえてくる会話に耳を傾けながら、俺は深い眠りに落ちていった。

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